ウイスキーの歴史(D・C・L)

2015.02.06.


部長 月田です。

昨日、解説したブレンデッド・ウイスキーはまろやかさと呑みやすさを獲得し、

好評を得るようになっていました。しかし、一方では乱立したグレーン業者の

過当競争が激化し、倒産もみられるようになりました。そこで、1877年には

ローランドのグレーン・ウイスキー業者6社が集まり、

D・C・L(Distillers Campany Limited)を結成し、ウイスキー作りの大企業化が

始まりました。

その頃、フランスのブドウ栽培地ではフィロキセラ害虫の蔓延でブドウが

壊滅し、ワインやコニャックが異常に高騰していました。

当時、ロンドンの上流階級ではウイスキーは呑まれておらず、赤ワインや

ブランデーを愛飲していましたが、これを機に上流社会の間でも

スコッチ・ウイスキーが呑まれるようになり、

ジンを愛飲していたロンドン市民にも広まり出しました。

こうした情勢に目をつけたD・C・Lは、スコットランド各地に散在する

モルトウイスキーの蒸留所を買収したり、自らの手で新たに

モルト・ウイスキーの蒸留所を建設し、生産量を拡大し、

南北アメリカを始め、イギリスとの関係の深い国々へ、

積極的に輸出するようになりました。

「白ぴぐハイボール」や「上白ぴぐハイボール」のベースである

”Dewar’s”はスコッチウイスキーの消費国No.1のアメリカへの

販売量で常にベスト5をキープしています。

作り続けて180年の歴史を持ち、

その味と香りを現在も世界が認める

ブレンデッド・スコッチ・ウイスキーです。

 

 


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